「工藤遥ちゃんを好きな私のことが好き」な私
つい先日工藤遥ちゃんが2017年4月29日に京都ロームシアターで卒業発表をしてからなんと4年が過ぎたという話になりましたね
私がこのブログを(年2回くらいのペースとはいえ)始めたのはハルちゃんへの溢れんばかりの思いをTwitterの140字ではまかないきれなくなったからなわけで
このブログにはハルちゃんのことしか書いてません
いわゆる「激単推し」なわけです
30年以上前からアイドルというよりアイドルグループが好きだった私
最初はおニャン子クラブを高校からダッシュで帰ってきてはほぼ毎日みていたことから始まり、その後はだいぶ時を経てASAYANでのモーニング娘。にはまったわけです
当時の私はアラサー主婦で長男の育児と仕事と主婦業に追われ毎週1回のASAYANを楽しみにその時間だけは旦那に息子を託してテレビに齧り付いていたわけだけど、特に「推し」なんて呼べる子はおらず女の子同士がわちゃわちゃしてるのを見るのが単に好きなんですね
ガールズトーク物の話が好きなんでしょうね多分
あれをガールズトークというジャンルで呼ぶのかはわからないけど「やっぱり猫が好き」のビデオは一時期全て持ってるほど好きでしたし
時を経て子供が成長し当時高校生の息子がAKBにはまって握手会に行けば私も興味あって娘といってみたり、息子が今度は乃木坂さんにハマれば毎週番組を録画したものを編集してあげたり(なんで私がすんねん)となんやかんや女の子のアイドルグループを見続けてきた気がします
で、推しがある日突然ふってきたわけですよ
何度も何度もこのブログに登場する工藤遥ちゃんです(というかハルちゃんのことしか書いてないし)
このなんとも言えない初めての感情
女性に恋したことはないけどこれはもう恋!
神田正輝に出会った松田聖子が「ビビッときた」という言葉を使ってましたがまさにそれ(郷ひろみだっけ?)
このあたりのことは以前も書いたことある気がなんとなくするので省きますが(覚えてないけど)皆さんも「推しにおちた瞬間」が誰しもあると思います
このブログ読んでる人なら(しらんけど)
「推しにおちた瞬間」のことって自分で話すのも大好きで今までも何回も話してるんですが、同じくらい聞くのも好きです
特に同じ推しだと余計に興味深いです
Twitterでもなんか定期的にこの手のハッシュタグが話題になったりするので多分みんな言いたいし聞きたいんでしょうね
ところで私は「アイドルヲタク」ってのになったことはないのです
ヲタクの定義はよくわからないけど、私的には自分のことを「傍観者」だとずっと思ってました
だから「推し」の定義も同じくらいよくわからない
推しって何人もいるものなの?推してる、つまり日本語の意味で言うと応援してる人はみんな推しなの?推しと好きは違うの?
推し変ってなんなの?推し増しって?
いや言葉の意味はわかるんですけどね、もちろん
工藤遥ちゃんを「推す」ようになってからそれまでの世界が一変しました
なんで家族でもない、娘でもないアイドルの女の子の幸せを私は願ってるんだって自分に対して1番戸惑いました
それはアイドルを推すことに慣れてる人達からしたら失笑されることなのかもしれないけど人生の半ばをとっくに過ぎてからハルちゃんを好きになった私にはこれはもう戸惑いすぎてわけがわからんことだったわけです
そして2014年10月に突然ふってわいたハルちゃんを「激単推し」して6年半がたとうとしてるんですね
その間にハルちゃんは「アイドル工藤遥」から「女優工藤遥」になりましたがこのハルちゃんへの気持ちは揺るぐことなく今に至るわけです
わけです
わけです、、が
2017年の12月にアイドルを卒業したハルちゃんのことを好きな人はもちろんたくさんいました
その後女優さんになってからのハルちゃんを好きになった人もたくさんいます
たくさんっていっても私はもちろん人数を把握してるわけではないので自分のTwitterのフォローしてる人やされてる人、そこから派生するタイムラインの中とリアルのヲタク友達のことしかわからないわけですが
ハルちゃんはよく、「アイドルを卒業したらもう私に興味をもってくれないかもしれない」的なことをネガティブな話としてではなく公の場で口にしてたことがありますが、元々ハルちゃんを好きだった人はもちろん「アイドルとして」好きになった人が多いのは確かで
しかもハルちゃんはグループに属していましたから、卒業後は他のメンバーや他のグループのメンバーを推すようになった人達もたくさんいました
その人たちはハルちゃんのことももちろん好きで、私からしたら上手に折り合いをつけてるようにみえて
なんていうか、、正直言うと羨ましかったのです私は
これはほんとに私個人のことなので他の「激単推し」のいる人はそんなことないのかもしれませんが、私はハルちゃんを好きになってからそれまで好きだったもの、好きだった人、全てに興味がなくなってしまったのです
例えば海外ドラマが大好きで何本も並行して見ていたし本も活字中毒だったので週に2冊くらいは必ず読んでたし、映画ももちろん見てました
それがですよ、ほんっっとに興味なくなってしまったんです
これはハルちゃんが女優さんになってからはもっと加速していきました
まず、ハルちゃんが出ていないドラマや映画は見ない、見ないというか、見たくない
他の女優さんを敵視してるとかではないんです
「なんだこの素晴らしい女優さんは!」と思うことすら罪な気がしてたんです
なんていうか自分に呪縛をかけていたのかもしれませんね
で、まあ月日が流れある時仲のいいヲタ友さんがあるボーイズグループのオーディションにハマってる話をしてくれました
熱量高く語ってくれるのでチラっとみてましたがそこまで興味を持てず、、(ごめんな!)
最後は地上波での最終オーディションでデビューが決定したのでそれは見たんですが
この時にね、初めてリアルタイムで友達がどんどんそのメンバーの1人にハマっていく姿をみてたわけですよ
もちろん「裏切り者!」「ハルちゃんへの思いはどこいってん!」なんて思うことはなかったです
少々の寂しさがあったのは否めないですが
寂しさと、あとは「私は絶対に生涯ハルちゃん以外の推しは作らん、いや作れない」という感情でしたね
そしてわずかですが、やっぱり「羨ましい」という感情
あのね、何度も話いったりきたりしますが、あの「推しにおちる瞬間」あれ、経験したことある人はみんなわかるでしょうが、なんともいえない特別な感情でしょ?
リアルな恋愛の始まりとかではあんな感情には私はなったことない(ごめんな旦那)
もの凄い多幸感とともに切なさや胸苦しさやそしてまた恐ろしいほどの多幸感
これらが絶え間なくやってくる感じ
これをね、多分ハルちゃんでは二度と感じることは出来ないんですよ
ずっとずっと好きなんだけど、最初の爆撃がおちるような感情だけは「おちた瞬間」でないと感じることは出来ないんです
友達はそれにおちたわけですよね
これはもちろん何十回もそんな感情になったことがある人もいるかもしれないし、死ぬまで味わわない人もいるのでしょう
でも私もどこかで又あの感情になりたかった、、のかもしれません
その反面、「ハルちゃん激単推し」の自分のままでもいたかった
さて
さてです
その友達から以前ハマったオーディションがまたやるらしいのでちょっと見てみないか?と連絡がきました
ちなみに友達の推しは無事デビューメンバーになる事が出来て今は大活躍されておられます
以前は途中からだったこともありなかなか追いつけなくて興味がもてなかったけど今回は最初から追えるなら暇やし見てみるか、とそんなに乗り気ではなく見始めました
まず男の子のアイドルってものに全く興味がもてないんですよ昔から
だからもう、なんていうか、ほんとに暇つぶしですね(Twitterでは忙しさアピールしてるのに!)
練習生一覧をみて、この子息子に似てるうとか、この子がいいかなあとか、ダンス上手いねえ、とかボチボチ見始めてた私ですが
ある時からもの凄い勢いで自分に戸惑うようになったのです
ある練習生から目が離せない
これは!これは!これ、、は、、!やばい、、
ハルちゃんはね、自分の息子より若い女の子ですが、「女の子を親目線で推してる」という大義名分がたってたのです、自分的にも対外的にも
握手会いってもハルちゃん本人からもスタッフさん達からも
「ああ、このおばちゃんは親目線で応援してるんだろうな」
って思われてたと思うし
実際は違っても(違うんかい)そう大義名分がたつことにより自分を何かから守ってたわけですよ
でも!
自分の息子より若い男の子を好きになるのは!これは!これはやばい!
いや語弊があったら申し訳ないですが、アイドル推してるおばちゃん達が大勢いるのは私だってもちろんご存知です
なんなら友達だってキンプリのなんとかくんの大ファンですし
でも私はすごい自分で自分が嫌になってしまってもの凄い勢いで自己嫌悪に陥ったのです
これは「男の子のアイドルを推す」ことに対してと「ハルちゃん以外の子を推す」ということに対しての2つが原因でした
でもこれが又そんな私の気持ちをよそに「好きな気持ち」はダムが決壊するほどの勢いで私をおそってきたわけです
しかし少したつと「男の子のアイドルを推す」ということに関しては又折り合いをつけることが出来てきました
まずこれに関してはハルちゃんとは違い「親目線的要素」も私の中にあったこと(ハルちゃんには違うんかい←2回目)
世間的にも後ろ指さされるようなことでも、犯罪でもないしまあいいか、と納得ができました
問題は「ハルちゃん以外の子を推す」ということに関してです
これは実は書いてる今でも折り合いがついてません
そのある練習生に心奪われてからというものの、仕事と最低限の家事以外は自室のソファーに座り携帯かタブレットだけを持ち、永遠に動画をこの3週間みていたのですが、ふと顔をあげるとそこにはカレンダーハルちゃん
横を見ればポスターハルちゃん
私の部屋はハルちゃんに囲まれてるのです
(これ52歳主婦が書いてんです、こわ!)
なんというか、、罪悪感、、?とも違うか、、
もうなんとも言えない感情で、、
ちなみに私はTwitterのタイムラインでハルちゃん推しだった人達が他にも推してる人のことを書いてるのをすごく興味深くみてました
工藤遥ちゃんを好きになったという共通点があったその人たち(私を含め)が、他に推してる子は必ずしも皆それぞれ共通はしてない。この当たり前やろ的なことが結構興味深くて
でもそれぞれに色んな人をみつけて応援してて楽しそうだなとホントに思ってるんです
「おまえ!ハルちゃんが1番じゃないんかい!」なんて思ってないのです
なのに、何故、自分自身についてはこんなにも頑なに「ハルちゃん以外の子を推してはいけない」って思うのかがわからない!
この3週間はその練習生の色んな動画(オーディション前にもダンサーとして活躍してたのでなんぼでもありました)を見てはどんどんハマり、それと同じくらいの気持ちでどんどん自己嫌悪に陥り、それを繰り返してました
ヲタ友さんに「ゆいママさんがハルちゃん以外の人にこんなにハマるなんて、、」と驚かれては落ち込み、責められてるわけではないのに自分が1番自分を責めてた
いやいや、他の工藤ヲタの人だってたくさん色んな人のこと好きだってツイートしてるやん!別にいいやん!って自分に言い訳をして納得させて
混乱しすぎてハルちゃんの昔のDマガを見たり出演したドラマや映画を見直してみたりしてハルちゃんへの気持ちを自分の中で再確認したり
ハルちゃんにしてみたら知ったこっちゃないだろうし、と言うか知りもしないことなのに一生懸命自分に言い訳してたんです
「6年以上も好きでいたのにポッと現れた男の子に気持ちが動くってどういうこと?」って自分を攻め続けた
長年愛する妻がいながら新入社員の女の子に恋してしまったおっさんの気持ちってこんなんなん?とかわけわからんこと考えたりした
ハルちゃん(のアクスタ)と一緒にいった舞台
ハルちゃん(のアクスタ)と一緒にいったバスツアー
ハルちゃん(のアクスタ)と一緒に見た初主演映画
沢山の思い出があるのになんでこんな会ったばかり(会ってはいない)の若い男の子に恋してしまったんだ!
、、、、。
、、でもね、やっぱり楽しかった
てか、楽しい
推しにおちる思いを52年間(と363日)で2回も出来てしまった
皆さんはどうやって折り合いをつけてるんですか?
私には今はまだ折り合いがつきません
自分の中のわけわからん感情に戸惑ってる最中です
ハルちゃんを好きな気持ちが100としたらその練習生は20くらいだから!(ちなみに旦那へは5くらい)とか言い訳してみたり、デビュー決まるかもわからないし!デビューしたとしてもそこからも応援し続けるかもわからないし!さめるかもだし!と思ってみたり
「工藤遥ちゃん激単推し」の自分のことを自分が好き
これは確かです
でもとりあえず今は今の自分に正直になって、思うがままにしばらく生きてみようかなと思います
とりあえずデビューしよな!
木村柾哉くん!
あ!言っちゃった!
[木村 柾哉(Kimura Masaya)]Let Me Fly ~その未来へ~ 推しカメラ - YouTube